pingsの検定試験略歴
非常に簡潔ではありますが、これまで受けてきた検定試験について書いておきたいと思います。と言っても実際受けたのは日商簿記検定だけで、FP技能検定については2021年11月現、3級の勉強中で受けてすらいませんが。勉強方法も独学ではありますが、何か工夫してるわけでもなく、淡々と参考書と過去問を廻す作業のため、悩んでる人の解決法にはなりません。ただ全くどうしていいかわからない、独学で簿記検定合格できるの?という不安の解消には少し役に立つかもしれません。
日商簿記検定
検定試験に臨むキッカケは現状の自分には何もないと考え込むようになったとき、何か自信になるモノを得なければと思い立ったことでした。そして、詳しくはここでは書きませんが、会社のお金について知らないことが多すぎることに気づきました。
この2点を少しでも克服するのに、また自分の力量から努力して報われるレベルである程度認知されているもの、それが日商簿記検定でした。会社のお金の何が知りたいのかとツッコミどころですが、経理の仕事ではありませんが立場上というやつです。
日商簿記検定3級
まず選んだのは日商簿記検定3級。なぜかというと前述の通りある程度の認知度と過去の合格率を見ると努力次第で到達可能な目標であり、その先の新たな目標も設定してあるからです。
試験日として狙いをつけたのは2018年2月25日の第148回です。結果は合格で、当時の合格率は48.9%でした。以降の合格率を見ると高くも低くもない、最近では割と平均的だったのかなと思います。
試験を受けようと思い立ってまず考えたのが、独学で勉強するかスクールに通うか。ネットで調べに調べ、過去の合格率も加味して独学でいけると判断。独学方法のサイトに掲載されたオススメ参考書と過去門集をAmazonでポチッて、いざ勉強。11月後半〜12月初旬ごろだっと思います。試験まで3ヶ月ほどですね。
結論、日商簿記検定3級は正直簡単です、終わってみれば。もし不安でスクールに通おうと考えてる方へお伝えしたいのは、そのスクール代はペイできません。たぶん無駄です。
しかし、商業高校などでない限り、参考書の端から端まで、初出の単語や概念だらけなので、そこを記憶していくことがハードルではあります。普通に生きていて「借方」「貸方」なんて言葉使いませんしね。
日商簿記検定2級
日商簿記検定3級を受験してから、すぐ日商簿記検定2級をターゲットにしました。試験日は2018年6月10日の第149回。3級受験後およそ3か月です。当時の合格率は15.6%と3級の合格率と比べると半分以下で一気にハードルが上がるイメージ。
2級の勉強を始めるにあたって例のごく独学サイトを検索。目安としては3か月ほどの勉強時間があれば合格できそうで、合格率も大方2割強という感じでした。つまり受験した149回の合格率は低い水準であったということです。さらにそこから151回の12.7%に向けて3年間下降をたどっています。
ちなみに149回の試験の難所は為替の問題だったように記憶しています。それまで過去問でも特に出てる回もなかったのでtwitterなどにもそこへのツッコミが多くみられました。まぁ、参考書に出ている以上は出る可能性は0ではないのでね。私はおそらくクリアしてたと思います。問題全体としても大きく間違えたなって印象は残っていません。
試算表なんかは一か所ミスったら全部以降全部響きますからね。
というわけで、日商簿記検定3級と2級についてはスムーズに合格しました。決して偏差値の高い人間ではないですが、少なくとも大卒ではありますのである程度”試験勉強”のやり方は心得ております。1冊のテキストと1冊の過去問集さえあれば合格は可能というのが日商簿記検定2級までの印象です。
1級には挑んでいません。おそらく勉強時間がかかりすぎるということと、自信もないこと、経理など専門的な仕事でもないことなどの理由で必要なしと割り切りました。
ファイナンシャルプランナー技能検定
こちらについては以前にも記事にしておりますのでご参照。
ファイナンシャルプランナー技能検定への考え方
ファイナンシャルプランナーって資格じゃないんですよね。日商簿記検定もそうだけどあくまで検定試験で「あなたにはファイナンスについてこれだけの知識あることを認めてあげます」といった程度で、それ自体で仕事が得られるものでもないです。なので、そんなに役に立つものでもないかなという思いが兼ねてからありました。
日商簿記検定から3年ほど経っていたこともあり、勉強自体疎かになってこのままではいかんなと思いたち、参考書をパラパラ本屋で見て知りました、ファイナンシャルプランナー技能検定の内容が実生活にめちゃ役立つことを。
つまり仕事に役立つ、お金を稼ぐツールになるのではなく、プライベートで役に立つ、お金を守るツールにはなるわけです。資産運用や老後資金など不安も抱えていた私にピッタリの知識が得られるものがファイナンシャルプランナー技能検定だと気づいたわけです。